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魂が滴るように雨が降り 弔いの火はやはり止まない
羽のある者の黒雲 地を歩く者の洪水 弔いの夜
家中の時計がみんなずれていて僕は突然空腹になる
空だって飛べそうな目をした君の背中に羽はみえないけれど
とりあえず酸素ボンベを買い占めていざ彗星の横顔を見に
手を見れば手はなく触れば胴もなく顔も何処かへやってしまった
いまはもうない街角に星が降る 星は願いを三度唱える
このうえもなくすべすべした球体が星のおなかでまどろんでいる