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2024/03/19 20:40 |
つまらない散歩
道ばたに立って、思いついたことをつぶやいていると、

ときおり、頭を撫でながら、飴玉をくれる、とても優しい人がいることがある。

そういうときはうれしくて、うれしくて、

ついつい、飴玉をほおばってしまい、

口をもごもごとさせながら、あわててお礼をいう。

でも、

口をもごもごとさせているので、

お礼は不明瞭ではっきりと伝えられない。

優しい人はニコニコしてくれるけれど、

お礼をうまく言えないことがかなしくて、

口をもごもごさせながら、困った顔をしてしまう。

やがて、

口の中から飴玉がなくなる前に、

やさしい人は苦笑しながらどこかに行ってしまう。

どうやってお礼をしたらいいか、考えているうちに。

飴をすっかりなめおわったあとには、

もう優しい人はずいぶん先に行ってしまっていて、

おいかけてお礼を言うには遠すぎる。

なんだか、

とてももうしわけない、かなしいきもちになって、

そういうときにはしばらく散歩にでかける。


そういうときの散歩は、

たいがい、とても長く、つまらない。
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2012/04/06 23:52 | Comments(0) | 備忘録
日記とかを読んで

たしかに、

いつもいる場所が水中のようなものだとするなら、
体調とか、気分とか、タイミングとか、
そういうものが揃っているとき、
充分に助走をつければ、
一瞬だけ、
跳ね上がって水面を俯瞰することができるだろう。

空中から俯瞰する水面は、
晴れていれば日光が反射して、
とても綺麗だし、
水中からとは違うふうに見える。

でも、羽も肺もないから、
そうしていられるのは一瞬だけ。

しかも、高く飛び上がればその分だけ、
落ちる時、深くまで潜ってしまうことになる。

そういうことを天秤にかけてなお、
飛び上がることにメリットはあるか。

それはたぶん、飛び上がった先の景色の素敵さによるだろう。
そのときの運もあるし、好みもある。

あるいは、常に水面ぎりぎりに住んでいて、
時折鼻先をそこに付けることができるほうが良いんだろうか。

でも、そういう状態の金魚は酸素が足りていないから、
すぐ病気になったり死んでしまったりする。

それに、そういう場所にすんでいれば、
飛び上がりたいと思った時には、
いったん深くに潜らなければいけない。

どっちもどっちですね。


2009/11/02 23:14 | Comments(0) | TrackBack() | 備忘録
世界一長い未完の物語
「グインサーガ」の栗本薫さんが亡くなったらしい。

「グインサーガ」も未完のまま終わる。


黙祷。

2009/05/27 23:00 | Comments(0) | TrackBack() | 備忘録
トンネル
トンネルを潜れば、出口は良し悪しとは関係なく明るく見える。

無論、振り返れば入り口も同様に明るい。

2009/05/24 23:40 | Comments(0) | TrackBack() | 備忘録
無題
忌野清志郎が亡くなったらしい。

忌野清志郎だから死なないかと思っていたけれど。

そうか、忌野清志郎でも死ぬんだ。

黙祷。

2009/05/04 01:37 | Comments(0) | TrackBack() | 備忘録
世界一長い単語
lopadotemachoselachogaleokranioleipsanodrimhypotrimmatosilphioparaomelitokatake
chymenokichlepikossyphophattoperisteralektryonoptekephalliokigklopeleiolagoiosiraio
baphetraganopterygon


どこで切るか解らないから適当に改行。ほんとうなら一行で書きたかった。

意味は『鯔、脳髄、酢、蜂蜜、ピクルス、骨髄、アニス酒などの17種類からなる煮込み料理』らしい。(wikiより)

2009/04/08 00:00 | Comments(0) | TrackBack() | 備忘録
無題

ぼくたちの洗脳社会(岡田斗司夫)は良い本でした。

ここで言う良い本とは連想喚起力のある本のことです。

1995年に出た本なのに、今読んでもかなり新鮮な内容。

全文がネットで読めるので興味のある方は検索してどうぞ。


2008/06/16 00:54 | Comments(0) | TrackBack() | 備忘録
無題
結局のところ記憶力が全てなのではないか、と思ってしまうことがある。

そしてそれは、たぶん、ある角度から見れば、充分に真理だ。

2008/05/24 01:01 | Comments(0) | TrackBack() | 備忘録
無題

案外、色というものの優先順位は低い。

疲れていたり、極度に集中していたりすると、色は失われるからだ。


2008/05/19 04:57 | Comments(0) | TrackBack() | 備忘録
無題

抽象的なものが必要とされているケースは、意外と多い。


2008/04/26 01:40 | Comments(0) | TrackBack() | 備忘録

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